訓練時計13:00
受信
00
訓 練

本部長代行

― 発災十三時、社長は圏外 ―

震度7。停電。電話は繋がらない。
判断を求めるカードが、机に積まれていく。
所要10分。答え合わせはありません。
事例は三つ。開始のたびに一つ配られる。

一人用・初動対応ミニ演習(試作版)

状況(一) 会社

会社株式会社ミナト食品(食品卸・架空)
拠点東京湾岸・流通センター1棟(本社併設)
在席107名(うち外出・配送中7名/夜勤者は帰宅中)
日時11月28日(木)13時00分

昼休みが明けた直後、突き上げる縦揺れ。立っていられない横揺れが続いた。震度7

揺れが収まって10分。点呼と避難はどうにか済んだ。停電で基幹システムは沈黙し、窓の外、湾岸の方角に煙が見える。

状況(二) あなた

あなたは総務部長・佐伯

社長は今朝から空路で九州へ出張。電話は10回に1回も繋がらない。地震対応マニュアルの代行順位により――

あなたが、危機対策本部長代行。

これから届くカードに、その場で判断を下してください。朱色のカード(照会)には制限時間があります。迷っている間も、時計は進みます。

講 評

日没。発災から三時間半が経過した。

0決断
0先送り
0共有・周知

この続きは、机の上で。

今日あなたが一人で受けたカードを、実際の演習では貴社のチーム全員で受けます。班に分かれ、情報を集め、共有し、基準を作る――元陸将の統裁による図上演習(120分)です。